【京都 和久傳】創業150年を超える老舗で京料理を堪能
![和久傳の外観](https://tabetorukaku.com/wp-content/uploads/2022/09/A7C06145-1024x682.jpg)
レビュー
![雨の金閣寺](https://tabetorukaku.com/wp-content/uploads/2022/09/A7C05906.jpg)
![北野天満宮にお参りを](https://tabetorukaku.com/wp-content/uploads/2022/09/A7C05930.jpg)
ドシャ降りの中、金閣寺と北野天満宮を巡った後は、京都駅へ向かってランチに。
![和久傳の灯篭](https://tabetorukaku.com/wp-content/uploads/2022/09/A7C06148-1024x682.jpg)
一昨日のランチを頂いた、はしたてと同じ系列の和久傳のアッパーな方へ。
高台寺や室町の和久傳の方がずっとアッパーなんでしょうが、ソチラには手が届かないのでコチラで存分に楽しみますよ。
何せ、150年超の京の老舗ですからね。
期待大ですよ。
![お昼限定メニューは12:30には売り切れ](https://tabetorukaku.com/wp-content/uploads/2022/09/A7C06140-1024x682.jpg)
![昼のメニュー](https://tabetorukaku.com/wp-content/uploads/2022/09/A7C05937-1024x682.jpg)
12:30過ぎに伺いましたが、既にランチ数量限定の刈安(4400円)は終わっちゃってるとのことなので、その次にリーズナブルな蘇芳(6500円)に。
メインは鯛の黒寿しをチョイス。
![京都を見下ろす景観は良く見えず](https://tabetorukaku.com/wp-content/uploads/2022/09/A7C05942-1024x682.jpg)
京都市街を眺められるカウンター席がベストでしたが、予約もしていない飛込みなので、中央の大きなテーブル席に。
![お店のオリジナル日本酒がサービス](https://tabetorukaku.com/wp-content/uploads/2022/09/A7C05945-1024x682.jpg)
先ずは竹筒で日本酒を注いでくれます。
![竹筒に注がれた日本酒](https://tabetorukaku.com/wp-content/uploads/2022/09/A7C05947-1024x682.jpg)
この後、この雨の中を東寺に向かうつもりなので足元覚束なくならないように、チビチビいきますかね。
![鰹のお造り](https://tabetorukaku.com/wp-content/uploads/2022/09/A7C05955-1024x682.jpg)
最初は鰹のお造り。
大根おろしや大葉なんかと一緒に頂くようです。
![鰹のお造りを頂く](https://tabetorukaku.com/wp-content/uploads/2022/09/A7C05963-1024x682.jpg)
コレはウマいよね。
鰹の身に弾力があって、カツオそのものがウマいですよ。
![鱧の菊花椀](https://tabetorukaku.com/wp-content/uploads/2022/09/A7C05976-1024x682.jpg)
続いては鱧の菊花碗。
菊の花の黄色が鮮やかで、お椀の褐色の漆塗りとのコントラストが美しいです。
![鱧がフワフワ](https://tabetorukaku.com/wp-content/uploads/2022/09/A7C05998-1024x682.jpg)
その中には鱧と冬瓜。
薄口の出汁が鱧のフワフワとした身と雰囲気が合っていますね。
鱧には少し香ばしさも感じて美味しいです。
![冬瓜に出汁が滲みて美味しい](https://tabetorukaku.com/wp-content/uploads/2022/09/A7C05995-1024x682.jpg)
冬瓜はこの出汁をシッカリ吸い込んでいて瑞々しく、出汁を堪能するにはモッテコイのように思います。
![鰆の炭板焼き](https://tabetorukaku.com/wp-content/uploads/2022/09/A7C06005-1024x682.jpg)
その次は鰆の炭板焼き。
![鰆が分厚いです](https://tabetorukaku.com/wp-content/uploads/2022/09/A7C06009-1024x682.jpg)
炭板焼って初めて見ました。
こういう料理もあるんですね。
炭の香りを料理に移して楽しむのでしょうか。
![鰆に味噌をつけて頂くと美味しい](https://tabetorukaku.com/wp-content/uploads/2022/09/A7C06028-1024x682.jpg)
鰆は上品な美味しさ。
鰆自身の焼き加減の香ばしさなのか、炭板の香ばしさなのかはイマイチよく分かりませんでしたが、香ばしさと鰆の淡白な身の旨味が上品です。
添えてある味噌を付けて頂くのですが、淡白な鰆と濃厚な味噌の組み合わせはタマラン美味しさですよ。
![白和え](https://tabetorukaku.com/wp-content/uploads/2022/09/A7C06042-1024x682.jpg)
そして小鉢に入った白和え。
いちじく、柿、蓮根、ほうれん草、南京麩の白和えとのこと。
![柿の白和えも甘く美味しい](https://tabetorukaku.com/wp-content/uploads/2022/09/A7C06051-1024x682.jpg)
アーモンドも一緒に和えてあって香り良く、甘酸っぱく味付けてあり、こちらも上品に感じますね。
![いちじくが甘く美味しい](https://tabetorukaku.com/wp-content/uploads/2022/09/A7C06058-1024x682.jpg)
蓮根やほうれん草はモチロンですが、いちぢくと柿がその甘さをより感じるように思えて、とても美味しかったですよ。
![鯛のおかき揚げ](https://tabetorukaku.com/wp-content/uploads/2022/09/A7C06065-1024x682.jpg)
次の一品は、鯛のおかき揚げ。
中にはおかき揚の他に胡麻豆腐に冬瓜。
餡掛けにはきのこがタップリ。
![おかき揚げの衣がモチッとした食感](https://tabetorukaku.com/wp-content/uploads/2022/09/A7C06074-1024x682.jpg)
おかき揚はきっと米粉の衣で揚げてあるんでしょうね。
モッチリとした食感で美味しいです。
![餡が美味しいです](https://tabetorukaku.com/wp-content/uploads/2022/09/A7C06073-1024x682.jpg)
そして何より餡ですね。
醤油仕立てですが出汁が効いていて尚且つ、きのこ旨味が染み出していてとても美味しいです。
![鯛の黒寿し](https://tabetorukaku.com/wp-content/uploads/2022/09/A7C06092-1024x682.jpg)
いよいよコチラのスペシャリテの鯛の黒寿し。
![鯛の旨味を感じます](https://tabetorukaku.com/wp-content/uploads/2022/09/A7C06104-1024x682.jpg)
酢が立ってなく柔らかな酢飯と鯛の旨味が美味しいですね。
![鯛の黒寿しを頂く](https://tabetorukaku.com/wp-content/uploads/2022/09/A7C06109-1024x682.jpg)
一昨日、はしたてでは金目鯛のお寿司を頂いてましたが、金目鯛に比べると柔らかな旨味で、何品も頂いた後には丁度イイ美味しさです。
![山椒の餡の麩焼き](https://tabetorukaku.com/wp-content/uploads/2022/09/A7C06117-1024x682.jpg)
そして最後の甘味は山椒の餡の麩焼き。
![山椒の粒がピリリと](https://tabetorukaku.com/wp-content/uploads/2022/09/A7C06133-1024x682.jpg)
白餡に山椒の実が所々に混ぜ込んであって、山椒の実を齧ると爽やかでピリッとした風味が感じられる大人のスイーツという感じでしょうか。
![最後は香ばしい京番茶](https://tabetorukaku.com/wp-content/uploads/2022/09/A7C06138-1024x682.jpg)
香ばしい京番茶と共に頂いて〆ました。
![美しく並べられた鯛](https://tabetorukaku.com/wp-content/uploads/2022/09/A7C06094-1024x682.jpg)
京都最後のご飯で京都らしい品々を頂けて、とても満足ですね。
![待合室にある中庭のような空間](https://tabetorukaku.com/wp-content/uploads/2022/09/A7C05934-1024x682.jpg)
お店の方の対応も素晴らしく、サスガは老舗の高級店という印象です。
駅からも近く、オネダンも手の届く範囲なのでまた京都訪問の時には是非候補に挙げたいお店ですね。
ごちそうさまでした。
※和食が気になる方は、このブログの和食の記事を集めたページもご覧下さい。
![和久傳の看板](https://tabetorukaku.com/wp-content/uploads/2022/09/A7C06142-1024x682.jpg)
Shop Information
京都和久傳(ホームページへ)
京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 ジェイアール京都伊勢丹11階
075-365-1000