【シェ・イノ】お誕生日は京橋のグランメゾンで名品マリアカラスを
レビュー
もうとっくに50を過ぎていますが、お誕生日はいつになってもイイもので、この日、50数回目のお誕生日ですが、お誕生日は毎年のようにカイシャをおサボりして、ジブンのためにお祝いですよ。
昨年は広尾のアラジンでしたが、今年はグランメゾンで名高いシェ・イノへ。
夜はサスガに敷居が高いですが、ランチなら何とかなるでしょうと、年が明ける前から予約して伺いました。
折角のお誕生日ですが、この日は朝から雨降り。
午前中に日本橋三越の不二家に寄ってから、シェ・イノのある京橋駅に着いた頃には雨も上がってましたけどね。
11:30にお店の入り口のランプが灯されて入店すると入り口で支配人の方から丁重なサーブを受けて、上品な雰囲気の店内の窓際の席へ。
この日は7700円のコースのメインを、コチラのスペシャリテのマリアカラスに変更して臨みました。
マリアカラスに変更で3300円プラスですが、スペシャリテはヤッパリ頂いてみたいよねと思うのです。
そのコースに合わせてワインですが、折角のお誕生日なので、いつもの白ではなく、この日はシャンパンに。
前菜は5種類からということですが、この後、濃厚なオニオングラタンスープもマリアカラスもあるのでテリーヌに。
シャンパンはとても美味しいです。
軽やかでいくらでも頂けちゃう美味しさです。
先ずは前菜のテリーヌがやって来ました。
左右に、鴨と魚介のテリーヌがそれぞれ並んで、間には舞茸とインゲンのソテー、サーモンマリネ。
鴨のテリーヌにはフォアグラが。
このテリーヌが濃厚で旨いです。
魚介はホタテ、うに、アナゴの組み合わせ。
帆立の風味が凄く出ていて、そこにウニの旨味が感じられます。
アナゴはまるで白身魚のような食感。
伺うと蒸してあるそうで、道理でフワフワなワケです。
続いてオニオングラタンスープですが、その前にそのオニオングラタンスープとその後のマリアカラスと合わせるワインは赤が良いとのオススメで、珍しく赤をオーダー。
この赤が柔らかな口当たりで、コレマタ美味しく、タマラナイです。
オニオングラタンスープは熱々で到着。
その熱々をフーフーしながら頂くと、濃厚の一言に尽きます。
玉ねぎ臨み甘みとコクが凄いコトになっています。
そこにチーズが更なる濃厚さとクリーミーさ、そしてコクを加えていて、旨いですよ。
ワタシ史上サイコーのオニオングラタンスープじゃないでしょうか。
そしてメインのマリアカラス。
子羊にフォアグラとディグセルの構成をパイ皮で包んだ一品。
ソースは赤ワインがベースのようですが、いくつかのワインやフォンが組み合わせてあるよう。
中の肉が飛び出ないように、パイ皮を上にして寝かせてから切るとのことで、その通りにして頂きました。
クー、旨い。
仔羊も旨いのですが、それ以上にソースが絶品でした。
甘く濃厚なソースがあまりにも美味しく、そのソースを絡めて頂く仔羊はタマラナイですね。
フォアグラの濃厚さも、このソースには抜群に合います。
余りにも美味し過ぎたので、最後はパンでこのソースを余すとこ無くすくい取りましたよ。
イヤー、ココまではサスガの美味しさで期待通りどころか期待以上ですね。
そんな満足感に浸っていると、ワゴンデセールが。
そこには、モンブランも見えたりして、コレはイケナイデザートになりそうです。
この日のワゴンデセールは、
ヘーゼルナッツの塩味のケーキ
チーズスフレ
ガトーショコラ
オペラ
金柑の砂糖シロップ漬け
モンブラン
という内容。
この時点でかなりお腹一杯になっていましたが、どれも捨て難かったので、それぞれのポーションを少なめにしてもらって全て頂くという暴挙に。
どれもコレも美味しく、オペラとガトーショコラは濃厚なチョコレートの風味がタマリマセン。
ヘーゼルナッツはその塩味で途中のインターバルのようになりましたが、モンブランは洋栗の栗感濃厚でこれだけで売って欲しい程。
そしてこの中では、チーズスフレがチーズの風味と甘さのバランスが良く、一番美味かったですね。
イヤー、幸せなひと時。
コンなスイーツだらけで、ホント、お誕生日オメデトー、というキブンでサイコーでしたよ。
お店の方の丁重で気の利いたサーブも素晴らしく、おひとりさまお誕生日会がとても楽しいひと時に。
是非ともまた伺いますよ、と強く感じるお誕生日ランチでした。
ごちそうさまでした。
※フレンチが気になる方は、このブログのフレンチの記事を集めたページもご覧下さい。
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