【イノダコーヒ】大丸東京で八重洲の街を眺めながら濃厚な栗感のモンブラン
レビュー
ヴァンピックル丸の内で濃厚なフォアグラとハンバーグのコンビのハンバーグロッシーニを頂いた後、再度神乃珈琲にチャレンジしようかとも思いましたが、チョッと距離もあるし東京駅のグランスタに気になるお店もあって偵察したかったのもあったから、やはり予定通り大丸東京に向かうことに。
途中発見した地下道を通ったら、割と早く到着しました。
狙っていたのは大丸東京8階のイノダコーヒ。(お店の正式名称はコーヒーじゃなく、コーヒです)
京都ではナカナカ有名な喫茶店とのことで、その支店が大丸東京にあるのを知って宿題店になっていたのをようやく訪れることが出来ました。
12時半というランチど真ん中の時間で、席待ちは致し方無いかと思っていましたが、直ぐに座れました。
しかも八重洲の街並みが見下ろせる窓際のカウンター席。
ナカナカステキなシチュエーションでチョッと嬉しいですね。
メニューを見てマロンタルトと悩み殺しながらも折角モン活中にやって来たんだからと、モンブランをアイスコーヒーのケーキセット(1350円)で。
と思いつつも、念のため入り口にあったケーキのショーケースに見に行ってから決めましたけどね。
デパートの中層階のカフェというシチュエーションは、お買い物中のリッチなマダムがターゲットとあって、先日のロブションカフェも新宿の京橋千疋屋もそうでしたが、上品さ漂う雰囲気でホント落ち着きます。
到着したモンブランはクラッシック感漂う中にも渋皮混じりっぽい褐色のマロンクリームとエンブレムが金色に描かれたチョコレートプレートが添えてある辺り、高級感も漂っている雰囲気。
そのモンブランの割と厚めの金の包みを開くと、中は外にまでハミ出して塗り込まれている生クリームと厚めのスポンジという、期待通りの正統派のフォルム。
そんな出立ちのモンブランを頂くと、コッテリ濃厚な甘さ。
アイスコーヒー、ブラックにしておいてヨカッタです、と思わず心の中で頷く程の濃厚さ。
マロンクリームのコッテリ濃厚な甘さはモチロンのこと、生クリームも濃厚コッテリで、スポンジもタップリ甘い、久々に頂く濃密モンブランがウマいです。
最近、和栗の香り重視で甘さ控えめのモンブランばかり頂いていたので、久しぶりに重たいパンチを喰らったようなそんな衝撃です。
イヤしかし、この上品な重厚感漂うこのお店の雰囲気からすると、コレぐらいの濃厚な甘さが合っているように思います。
先程オーバカナルで頂いた和栗が仄かに香るようなモンブランはこの重厚な雰囲気にはミスマッチの軽さでヤハリ、カフェ向き。
喫茶室とでも呼びたいこの上品な重厚感には、それに負けない重厚感溢れるモンブランが必要だと、つくづく思いますね。
ただ、さっき頂いた濃厚なフォアグラのロッシーニハンバーグの直後というのは些か重たく、コレはホントの三時のオヤツに頂くのが正しい頂き方と思う重厚さでしたよ。
アイスコーヒーの爽やかな苦味がホント、清涼剤のように感じるモンブランでした。
ごちそうさまでした。
※昨年のモン活のまとめも是非参考にご覧下さい。
Shop Information
イノダコーヒ 東京大丸支店
東京都千代田区丸の内1-9-1 大丸東京店8階(GoogleMAPへ)
03-3211-0033