【コートドール】憧れの老舗フレンチでデセールには伝説のモンブランを!
レビュー
毎年恒例の、おひとり様お誕生会。
今年は念願のコートドールへ。
フレンチ界の重鎮のお店というコトで、ビビってナカナカ予約に踏み切れずにいましたが、遂に勇気を振り絞ってその一歩を踏み出してみましたよ。
先人の方のログを見ると、お店の場所が迷いやすいというコトなので、チョイと早めにヤッて来た三田駅。
途中、東京タワーの見える交差点を渡って。
帰りに寄り道するか迷い殺している、グーテドママンの前を通って。
見えてきました三田ハウス。
コチラにコートドールがあるはず。
ですが入り口は、ぐるっと反対側に回って、というコトで。
コリャ、迷いますね。
でも、Google先生のお導き通りに向かえば、ちゃんと辿り着きましたよ。
まだオープンして無いですね。
というのは当たり前の20分前。
とは言え、ウロウロするには迷いそうなので、そのまま待っていたら開店前に扉が開いて、中に入れてくれましたよ。
チョッと待合ソファで待ってからかなぁ、ナンて思ってましたが、直ぐにお席に。
そのお席は、お庭が見えるステキな特等席。
イヤー、お誕生日に相応しいステキなシチュエーション。
早速メニューを。
とは言え、グランメゾンに慣れてるワケじゃ無いので、アラカルトから選べるワケも無く。
無難にお昼のコース(7000円)ですかね。
この日のお昼のコースは、
前菜はコチラのスペシャリテの野菜のエチュベ。
メインはエゾシカのステーキか、鹿児島のヒラスズキのカリカリに焼いたポアレ。
デセールは、チョコレートムース。
ということでしたが、メニューにはナンと、モンブラン(2400円)の文字。
コレを見たら、デセールはソリャ、モンブランにするしかないデショ。
メインは一昨日に神楽坂のピアッティ カステリーナで、ボリューミーなポークのローストを頂いているので、スズキのポワレの方がタイプかと。
で、デセールはモンブラン”コートドール風”にチェンジしてもらって。
それと、お祝いなので白ワインをグラスで。
先ずは白ワインです。
オメデトー
というより
おつかれちゃーん
という感じのオトシ頃のお誕生日ですが。
チョイとひと口頂いてみますよ。
爽やかでレモンのような涼しげな酸味。
甘みも感じられて、とても美味しいです。
ワインのお供は、桜海老とチーズをバケットに乗せたアミューズ・ブーシュ。
コレ、桜海老がカリカリで香ばしく、そこにチーズの塩味が効いていて、美味しいですよ。
ワインが進む美味しさですね。
パンがやってきましたが、まだ手は付けずに置いときますかね。
続いては、コチラのスペシャリテの野菜のエチュベのコリアンダー風味。
野菜の蒸し焼きとのことですが、冷たいんですね。
レモンの酸味が効いていて
野菜はどれもシャキシャキとした歯応え。
そこにビネガーの酸味と複雑な香辛料の味付け。
冷たいけど、コレ、ウマいっす。
ここで、この酸味に誘われて、パンもイッてみますよ。
パンは、外はカリッカリ。中はフワッフワ。
小麦の柔らかい香りと甘み。
ウマいですねー。
どの野菜も素材の香りを残しつつも、このソースが素晴らしく。
このソースを野菜で頂く、という感じに思えます。
ホント、このパン、ウマいね。
バターもウマいからですかね。
このパンの甘みがワタシにはどハマりで。
コリャ、止まらないですよ。
そしてメインのヒラスズキのローズマリーソース。
ケッコウ、ポーション大きいですね。
頂きますよ。
ウマっ!
皮がカリッカリで香ばしく、ヒラスズキの旨味と塩味を感じて美味しいです。
皮の無いところは、今度はローズマリーソースが凄く印象的。
皮のところと、皮無しのところで異なる趣向の一粒で二度美味しいポワレ。
コリャ、サイコーですね。
ホウレンソウのソテーも絶妙な塩加減とバターの香り。
この美味しいスズキのインターバルに、キチンと釣り合う美味しさ。
パンをこのソースに絡め取らないとモッタナイので、シッカリと染み込ませて。
先程のバターとの組み合わせとはまた違った美味しさで、コレもウマいです。
ヒラスズキのポワレで大正解とジブンでジブンの選択を褒めたくなる美味しさで、シアワセですよ。
最後は、パンで余すところなくソースを絡め取って。
クー、ウマかった!
サイコーでしたよ。
そして、グラニテの紅茶のシャーベット。
コレが素晴らしい香り。
甘みも酸味も感じる美味しさなのですが、兎にも角にも紅茶の香りが圧倒的。
この香りを楽しむシャーベットですね。
イヨイヨ、モンブラン。
この日、モンブランを頂くと想定して無かったので、かなりの興奮気味。
兎にも角にも頂きますよ。
おおっ!
ものスゴいクリーミーさと栗感のインパクト。
このトロトロのマロンクリームはナンナンでしょうか。
コンなクリーミーなマロンクリーム、未だかつて無く。
しかも栗感が存分に漂うというオマケ付き。
このマロンクリーム、素晴らし過ぎますよ。
マロンクリームとメレンゲの間には、栗の粒々が。
この栗の粒々の栗感が濃厚で、ウマいです。
そしてメレンゲはサックサクで、クリーミーなマロンクリームとのコントラストがバツグンに素晴らしく。
クー、ウマ過ぎる!
ウマ過ぎますよ!
今までのモンブランの概念を覆す、新たな美味しさ。
ある意味のワタシの中のモンブランの頂点。
クー、この日に出逢えてヨカッタね、と感動する美味しさ。
タマリマセンね。
イヤー、サイコーでした。
まだ、感動の余韻に浸ってるキブン。
と、放心しているところにカフェでチョイスしていたエスプレッソとプティフール。
プティフールは、三種。
先ずはコチラから。
白餡のように見えますが、もっとモッチリした食感、白餡のようなところは濃厚な甘みですが、挟んである生地はチョッと苦み走ったような感じもあって、そのコントラストがイイですね。
続いては濃厚な生チョコレート。
コレはエスプレッソに合いますね。
最後はバター香るフィナンシェ。
最後に残しておいてヨカッタと思える美味しさ。
イヤー、最後まで美味しかった。
コレでグッとエスプレッソを飲み干して〆て。
ナンて思っていたら、マサカの2杯目の追いエスプレッソ。
この日の美味しさを改めて噛み締めるような最後の一杯に、素晴らしいホスピタリティを感じたりして。
それにしても、コチラのサーブはバツグンの安心感。
柔らかくて品があるのにフレンドリー。
この雰囲気は、ナカナカ他のお店では味わえず。
それも合わせて、この日のトータルが1万円と端数で済んでしまうナンて。
一昨日のピアッティ カステリーナ のオトク感は遥かに飛び越える、驚きの素晴らしさ。
その美味しさも、ホスピタリティも、ワタシ史上サイコーの満足感に浸りましたよ。
コレは、帰りにグーテドママンには寄らずに、この感動を噛み締めながら帰るのがイチバンですね。
ごちそうさまでした。
※フレンチが気になる方は、このブログのフレンチの記事を集めたページもご覧下さい。
そして、※モンブランが気になる方は、このブログのモンブランの記事を集めたページと、
モンブランのまとめ記事も掲載されたページもご覧下さい。
Shop Information
COTE DOR