【富麗華】麻布十番どころか日本を代表する中華で絶品ランチ

レビュー

午前中にホワイトグラスコーヒーで美味しい濃厚プリンの後、渋谷から麻布十番に移動してのランチ。

この日のランチは、長らくの宿題店の富麗華。

生憎の雨降りでしたが、駅から直ぐで助かりました。

12時の予約丁度に到着して、一階の中央のテーブル席に。

どのコースも魅力的ですが、そうは言ってもランチとしてはそれなりのお値段なので、一番リーズナブルなそばコース(2750円)に。

先ずは烏龍茶が注がれて、ポットはそのままテーブルで火にかけられて置かれます。花びらのような形の五徳に乗ったポットでいつでも熱いお茶が飲めるというのもナンだか高級感感じますね。
それにしてもイイ雰囲気の店内です。

早々に前菜が到着。
この日の前菜は、レンゲに盛り付けられたホタルイカの梅肉ソース、塩たまご入りの鶏肉、そしてキュウリXO醬和え。
何れも美味しかったですが、特にキュウリのXO醬和えは、XO醬が佃煮のような香ばしさでキュウリの瑞々しさとの組み合わせが絶妙でとても美味しかったです。

続いては焼き餃子。

お店の方から、肉汁が飛ぶので気を付けてと一言合って、慎重に頂くと、確かに肉汁がスゴいコトに。
肉汁は熱々でスープの様に餃子の厚い皮の中に
一言無かったら大変なことになっていました。
その餃子のスープは旨味がギッシリ、という感じで美味しいです。

このスープを楽しむために最初は餃子にはタレを付けずに頂きましたが、餃子が大きく単調になって来たので、途中からタレを付けて頂きましたが、このタレが黒酢ベースでコクがあり、餃子のスープと相性バッチリでした。

そしてメインの高菜入りザーサイと豚肉そば。

上にはこんもりとかなりの量の高菜と豚肉の千切り。
所々に赤ピーマンやザーサイも見えます。

先ずはスープから。
スープは塩ベースですが先程の餃子同様、旨味がタップリで甘味も感じられてとても美味しいです。

そして麺。麺には粒々と練り込んであるのが見えたので全粒粉のようで、普段頂く中華麺とは異なる少しザラっとした舌触りと食感で、この濃厚なスープが絡んで美味しいです。
この麺を高菜や豚肉と一緒に頂くと、これがザーサイの風味がスープに足されて更に美味しくなりました。
コレはかなり旨いですね。

ボリュームもあって、頂き終える頃にはかなりお腹一杯になりました。

最後は紹興酒のプリン。
上には砕いたクッキーが掛けられています。

頂くと、優しい味わいのプリンにほんのりと紹興酒の香りが。上に乗ったクッキーの甘さとザクザク感が、優しいプリンの甘さと柔らかい食感とミックスされて美味しいですね。
カラメルにも紹興酒が入っているんでしょうか？カラメルはこの紹興酒の香りを邪魔しないようにか、余り主張は強く無く、その代わりなのかプリンの底の中央には何粒かのドライレーズンが潜んでいて、最後はこのドライレーズンの甘酸っぱさで〆る感じでした。