【ビズ神楽坂】シェフのアイデアフレンチが楽しめる神楽坂の佳店

ビズ神楽坂の外観

レビュー

この日は、アトリエコータ以来の神楽坂界隈。
オシゴトで幽閉される前なので、この界隈に訪れるのは2年半ぶりでしょうか。

この日は、皆さんのログの評判が良いのが気になって、コチラのお店に予約して伺いました。
予約の時から丁寧な対応が印象的で、期待大です。

ビズ神楽坂の入り口

お店は神楽坂を途中で外れた小道を通って到着する、黒いシックな建物の2階。

開店11:30の予約で一番乗りでした。

休日のランチメニューは1800円と2900円の2種類。
この日もこの後にデザート目当てのお店を予約してあるので、1800円のコースを前菜にかんぱちのカルパッチョ、メインを豚ヒレ肉の香草パン粉焼きにして、白のグラスワインと共に注文しました。

料理の写真の許可を相談すると快く了解してくれた上に、この後には12時まではお客さんが入る予定がないので、今のうちに店内撮っちゃって下さいと、気の利いた対応で予約の時の印象通りです。

かんぱちのカルパッチョ

先ずは前菜のかんぱちのカルパッチョ。
かんぱちの周りにはイクラが散りばめられていて、細く切ったニンジンと大根の盛り付けも素敵で、透明の中に青いサシのような模様の入った涼しげなお皿に美しく彩られています。

かんぱちのカルパッチョのクローズアップ

かんぱちは柑橘系のソースとバルサミコソースの組み合わせで頂きます。
脂の乗った厚みのあるかんぱちが二段に重ねてあり、間にネギが挟まれているナンとも濃厚で食べ応えがあります。脂の甘い旨味の感じるかんぱちに、乗せてあるオレンジが甘酸っぱくて美味しいです。

カブのポタージュ

続いてはカブのポタージュ。
カブの写真のトレーに乗せられた透明のスープ皿で提供されます。先程の前菜といい、盛り付けや器に凝った趣向に気分がアガりますね。

カブのポタージュのクローズアップ

ポタージュには干しエビ、クルトン、カブと、具材は盛り沢山。その中で干しエビの香ばしい風味がアクセント。
カブはホンノリ塩味が利かせてあって、クリーミーなスープと一緒に頂くと美味しいですね。

そしてメインの豚ヒレ肉の香草パン粉焼き。
到着したお皿には左右に分かれたメインの料理が。
左は豚ヒレ肉の香草パン粉焼きで、右はパイ皮に包まれた豚バラ肉のコンフィとのこと。

豚ヒレ肉の香草パン粉焼きを頂く

早速頂くと、左右で全く異なる味わい。
香草パン粉焼きはあっさりとした肉の旨味の印象。

ブータンノワールが上に乗ったバラ肉のコンフィ
豚ヒレ肉の香草パン粉焼きのクローズアップ

一方でバラ肉のコンフィは、パリパリのパイ皮を割って中を取り出すと、コンフィの上にはブータンノワールが盛り付けられていて、豚バラ肉の脂の旨味とブータンノアールの濃厚な旨味が組み合わされた、どっしり濃厚な美味しさ。この非対称な豚肉の食べ比べがとても楽しく且つ美味しい、シェフのアイデアとその美味しさに唸るメインです。

チョコレートプリンと珈琲

最後は小さなチョコレートプリンと珈琲で〆です。漢字で珈琲と書くのが似合う、ステキな陶器のカップで頂く珈琲は爽やかな風味で、濃厚なチョコレートソースが掛けられたプリンとの組み合わせがとても美味しいです。

壁の絵

この内容でホリディのランチが1800円というのはかなりの高CPに思います。神楽坂という場所柄、レベルが高いのですかね。

そして、お店のスタッフの方は丁寧ながらもフレンドリーな対応で、料理の説明だけでなく、オリジナルで発注したお皿の話等、とても興味深く伺えて最後まで好感が持てる期待通りの対応でした。
ちなみに、お店に飾られた絵はそのスタッフの方が描かれたそうです。

ホスピタリティが高いお店で頂くと、満足度高いですね。

会計のトレーのロバ

最後に、前菜は毎月趣向を凝らして変えてくのでと再訪を促されて、是非また伺いたいと思いました。

ごちそうさまでした。

案内の看板

Shop Information

ビズ神楽坂

03-3267-1337

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