【かいてん寿し 大倉】金沢近江町市場で安くて旨いお寿司屋さん

レビュー

金沢の晩ご飯はヤッパリお寿司だよね、ということでヤッて来た近江町市場。

観光客ターゲットのお店が並ぶ中で、地元の方御用達のお寿司屋さんがあると聞いて、ソチラ一択で向かってみました。

そうそう、コチラですよ。
かいてん寿し大倉。

まだ17時過ぎたばっかりの晩ご飯にはチョイと早い時間ですが、18時にはラストオーダーで18:30には閉店。
17:30頃にはシャリが無くなって閉店しちゃうこともあると聞いて、早めにヤッて来ました。

待ち行列ありましたが、早々にも入店してカウンター席に。

かいてん寿しと謳ってますが、回転しているのは湯飲みだけで、お寿司は板前さんから直接受け取る方式。

コチラでは、他のお店のウリの海鮮丼ではなく、お寿司がおススメらしく。

そのお寿司もイロイロあって悩み殺しながらも、のどぐろも白えびも入っている金沢五種盛(1500円)に。

金沢で海老と言えばがすえびらしいので、そのがすえび(470円)も欠かさず。

そしてあら汁(250円)も楽しみたく。

先ずは5種盛が到着。

続いて、がすえび。
がすえび、初めて見ましたよ。

それでは、その期待のがすえびから。
甘いですね。
この甘みが美味しく、コレはタマランウマさ。
見た目はイマチイでしたが美味しさは素晴らしく、首都圏に流通しないで地元の方が堪能しちゃうのが分かりますね。
コレは独り占めしたい美味しさですよ。

ココであら汁でひと息。
イヤー、ウマいです。
魚の旨味が大量に溶け出しているのが分かる美味しさ。

では五種盛を。

先ずは白えび。
コチラは先程のがすえびとは少し趣向が異なる繊細な甘さ。
香りも良く美味しいです。

ココであら汁のお魚頂きますよ。
コレ、ぶりですかね。
甘さと旨味が感じられて美味しいです。
この出汁が味噌汁に溶け出してるんですから、ソリャウマいよね。

ばい貝。
貝は少し苦手意識あるのですが、このばい貝はウマいです。
変な磯臭さも無く、身は締まっていて弾力があり、仄かな甘さも感じる旨味で美味しいですよ。

そして甘えび。
新鮮さが分かるプリっとした食感と甘み。
ウマいですね。

続いてはのどぐろ。
脂が乗っていますね。
脂が乗っていても、上品な旨さというのがイイです。
この美味しさを堪能するだけのネタの厚みもあって、美味しいですよ。

最後はぶり。
コレは甘くタップリの脂の乗りと旨味でした。
この季節なので、もう寒ブリという感じではないのかな、と思いつつでしたが、シッカリ脂が乗って美味しいです。

ナンか、コレで終わりというのも物足りなくなって、追加で青物三種(350円)とまぐろ三種(920円)を。

ホントは生ほたるいかを食してみたくての旬三種とぶりとろ狙いのとろ三種を頂きたかったのですが、旬三種はタッチの差で売り切れてしまい、とろ三種は入店時から品切れ。
コチラのお店は、ヤッパリもう少し早く繰り出さないとイケナイのかも知れません。

その青物三種から。

天然ぶり。
ぶりはさっきも頂きましたけど、何度頂いてもコリャタマランね。
身はプリプリだし、旨い脂だし、ウマいよね。

あじです。
これも新鮮さが分かる香りと旨味。
コチラも脂が乗っていて美味しいです。

最後はいわし。
これも新鮮な旨味と脂の甘みでウマいです。
最初のぶりと甲乙つけ難い美味しさ。

このチョイスに気を良くしてのまぐろ三種。

ねぎとろは脂の甘みと海苔の香りの組み合わせがサイコーですよ。

そして中とろ。
更に脂の甘みと旨味が増して美味しく。

最後は大とろ。
ココまで来ると言わずもがなの甘みと旨味。
サイコーですね。

そしてこの締めくくりは、旨味のギュッと詰まったあら汁を堪能してのフィニッシュ。

イヤー、ウマかった!

コレだけ堪能して3500円を切るというのは、オネダンも素晴らしく、コチラのお店をチョイスして正解でしたよ。
板前さんの気遣いも素晴らしく、チョッと早い晩ご飯でしたが、逆にこの時間にスムーズには入れてヨカッタと。

何故なら、あら汁を飲み干している頃にシャリが無くなってオーダーストップ。
この日の訪問は間一髪のタイミングだったと。

金沢には他にも美味しいお寿司屋さんはあるんだろうけど、観光客にもわかりやすい近江町市場でお値打ちで美味しく頂くならオススメかと。
ごちそうさまでした。
※お寿司が気になる方は、このブログのお寿司の記事を集めたページもご覧下さい。

Shop Information
かいてん寿し 大倉(Facebookへ)
石川県金沢市下堤町38-6
076-231-3317