【とん竹】新宿の隠れたとんかつ名店で美味しいとんかつランチを頂く
レビュー
もう十数年ぶりのとん竹。
10年ほど前、オシゴトでこの辺りに入り浸っていた頃カイシャの方から教えてもらって、その美味しさにかなりの頻度で通っていましたが、あれ以来、トンとご無沙汰したまま気になっていたお店。
紗織のモンブランを頂いたタカシマヤから目と鼻の先というこの巡り合わせに、伺うしかないデショと、混み合うランチ時の前に間に合うように急いで向かいました。
11時半前に伺いましたが、4卓あるテーブル席は既に満席。辛うじて空いていたカウンター席に滑り込みました。
そのカウンター席も4席ありますが、テイクアウト対応などで座れるのは1席だけのようで、ホントギリギリの滑り込みだったようです。
昔と変わらず、ご夫婦中心のオペレーションで和む感じの接客が懐かしいです。
注文は10年前を思い出してリーズナブルなとんかつランチ(870円)に。
厨房からはご主人が肉の繊維を切るための器具で肉を叩くトントンという音が聞こえてきます。
カウンターの端にはCo2計が置いてあったりして、こんな所にもお店の方の気遣いが感じさせられます。
注文して10分程度でご主人から
「高いところから失礼します。」
とカウンター越しに丁寧にとんかつが提供されます。
そしてご飯と味噌汁、とんかつより少し前に提供されたお新香が定食のセット。
とんかつは少し薄めですが、オネダンを考えたら十分過ぎるサイズで、ラードで揚げたであろうと分かる香りがして美味しそうです。
キャベツもタップリ盛られていて、ホントこのオネダンとは思えないボリュームです。
以前通っていた頃にはソースでしか頂いていませんでしたが、調味料に塩もソースも用意されているので、両方で試してみたいと思います。
先ずは塩から。
旨いです。
ラードだからかですかね。コクがあってスッキリしていて香りが良いです。
そして肉は下味も付いていますが、薄くても肉自体の旨みを感じます。脂も甘く美味しいです。
ソースでも頂きます。
これは甲乙付け難いですね。
塩とソース、どちらで頂いても良く合うとんかつという印象です。
合間に頂くお新香は生姜の香りが爽やかで、とんかつのインターバルにはとても合っていますね。
そして豆腐の赤出汁がまたシッカリ出汁が効いていて美味しく、ホントこのオネダンでこれだけの充実っぷりというのは素晴らしいです。
とんかつは塩とソースで交互に頂いて、その美味しさをシッカリ堪能しました。
イヤー、新宿では一番コストパフォーマンスが高いとんかつだと改めて感じました。
暫く足が遠のいていましたが、また通いたいですね。
次はヤッパリ上ロース辺りを狙って、という感じでしょうか。
ごちそうさまでした。
※とんかつが気になる方は、コチラのとんかつを集めたページもご覧下さい。
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とん竹