【とうふ屋うかい】鷺沼で別世界のような和を感じながら
レビュー
この日は、とうふ屋うかいでランチ。
事前に予約して訪問です。
予約時に平日限定の鷺沼秋のランチメニュー(3850円)をオーダー済みです。
コースの内容は、
あげ炭火焼きとさつま揚
豆水とうふ
秋穫の八寸
天ぷら蕎麦
栗パフェ
コーヒー
焼菓子
お店は朱色が特徴的な館で、中に入ると丁寧に手入れされている中庭が見えて、周りの風景とは異なる別世界のような雰囲気です。
掘りごたつ式の和室に案内されて、仲居さんから説明を聞いてランチのスタートです。
最初の揚げ炭焼きとさつま揚げにはもう一つ、クルミの田楽が付いていました。
あげ炭火焼は油のじっとり感は無くパリッとした仕上がりで香ばしい風味。甘辛のたれで頂きますが、ねぎがアクセントになった味付けで美味しいです。
さつま揚げは、刻んだ生姜と一緒に頂くことで、サッパリとした味わいに。
クルミの田楽はみたらしのようなタレで頂きます。クルミの香りが楽しめる一品です。
続いての豆水とうふは、豆乳と魚の出汁の中に半丁程ある豆腐が入っています。
このまま頂いても魚の出汁が美味しいクリーミーさで楽しめますが、更に青海苔のソースを少しかけて頂くとより風味が増し、磯の香りが感じられて都て美味しいです。
次は秋穫の八寸。
9つの料理がそれぞれ小鉢に盛り付けられて、華やかなお重です。
鰻と海老イクラの毬寿司、ローストビーフといったメインのようなものもありましたが、印象に残る美味しさだったのは、湯葉と胡麻豆腐。湯葉は塩で頂くシンプルなものでしたが、シンプルな味付けだけに湯葉そのものの美味しさが試される一品でしたが、その湯葉がとても美味しく感じられました。そして胡麻豆腐は弾力があり、箸で切るのを苦労する程。その弾力が良い食感に繋がって美味しさが増す感じでした。
ランチのメインは天ぷら蕎麦。
天ぷらは舞茸、蓮根、南瓜。カラっと揚がったサクサクとした感触の天ぷらを蕎麦と一緒に頂くと、とても美味しいです。蕎麦はコシがあり香りも良く、少なめの出し汁で、その蕎麦自身の良さも楽しめて計算さている感じです。
デザートの栗パフェはミニサイズですが、この日のコースの流れならこのサイズで丁度いい感じです。
マロンペースト、マロングラッセが栗のブラマンジェの上に乗っていて、ブラマンジェの中には黒糖のジュレが。
正に秋を感じさせるデザートで、美味しく頂きました。
最後にコーヒーとフィナンシェで〆です。
フィナンシェはアトリエうかいの品とのこと。濃厚なチョコレートのフィナンシェで美味しかったです。
小さな庭園が見える個室でゆったりランチをする贅沢を堪能しました。
別世界を感じながらの静かなランチもたまにはイイですね。
ごちそうさまでした。
Shop Information
とうふ屋うかい鷺沼店
神奈川県川崎市宮前区鷺沼1-18-4(GoogleMAPへ)
044-865-1028