【パティスリー ラ・グリシーヌ】池尻大橋でサザンと共に夏の思ひ出に浸る桃のタルト
レビュー
恵比寿のダカフェからはどんな経路で向かっても20分強。
30℃超えのこんな灼熱の中、ワザワザそんな選択する必要あるのかと思いつつも、電車で向かっても同じような時間のようなので歩いて向かうという敢えての過酷な方の選択。
そんな経緯で汗だくで到着した開店15分前には一人若者が待ち行列。
ナカナカツワモノだなぁ、と思いつつその後ろに。
開店して現れたオーナーはチョッとイカツイ感じで繊細なスイーツとのギャップにちょっとビックリでしたが、エアコンの効いた店内の冷気に誘われるように入店しました。
先頭のお兄さんはショーケースのケーキをマカロンも合わせて片っ端からの注文で、コレマタビックリしましたが、ワタシは事前予約していた桃のタルトをイートインで頂く魂胆。
ショーケースをよく見ると、その桃のタルトは「夏の思ひ出」ナンてシャレた名前になっていましたよ。
その夏の思ひ出(1093円)とアイスコーヒー(600円がセットで500円に)を頂くことに。
入店した時から気が付いてましたが、店内にはサザンが流れていて、ワタシの年代には懐かしい限り。
そのサザンが流れる店内で、この夏の思ひ出って、コレ、ワタシの年代には刺さりすぎデショ。
そんなこと思いながらお店の奥のイートイン席に。
到着した夏の思ひ出は、正に夏の思い出のような少し焼けた肌を思わせる桃肌に水着のようなショッキングピンクのTのライン。
これ見ながらサザンって、このシャレの効いたスイーツの姿がエロで茶目っ気のある桑田の発想そのもののように思えて、ナンだかズイブン昔の淡き思い出を思い起こさせるようです。
そんなキモチで夏の思ひ出を頂きました。
桃はメチャメチャ瑞々しいです。コンポートされて表面がコーティングされたようになっているので、その中にギュッと桃の甘さが閉じ込められているような弾けんばかりの瑞々しさです。
コンポートの甘酸っぱさと、桃自体のシッカリした甘さのバランスもイイですね。
少し洋酒の香りも香って、風味豊かな美味しさだと思います。
タルトは香ばしい生地が美味しく、ラズベリーソースの酸味がアクセントになっていて、タルトの甘さと風味がより引き立っていました。
イヤー、美味しいタルトでした。
そして何よりも、かつての思い出に浸るような時間で、正に夏の思ひ出の時間でした。
オーナーさん、イイ時間をありがとう!
久々にサザンが聴きたくなりました。
ごちそうさまでした。
※桃のスイーツが気になる方は、このブログの桃の記事を集めたページもご覧下さい。
Shop Information
Patisserie la glycine(ホームページへ)
東京都目黒区青葉台3-17-7
03-6455-0213