【田村町キムラヤ】明治33年創業の喫茶店のモンブランと固焼プリンが美味しい
レビュー
折角平日にカイシャをサボって、じゃなくて時差勤務したんで、それなら平日にしか伺えないお店に伺おうとイロイロ悩み殺した上で選んだ田村町キムラヤ。
かつて若かりし頃、この辺りにオシゴトでかなりの頻度で出没してましたが、その頃に打ち合わせと称して息抜きしていた喫茶店。
当時、珈琲を注文すると、茶菓子に小さなクッキーが付いてくるオトク感でかなりくり返し伺っていましたが、あれから30年近くスッカリご無沙汰だったのを思い出して伺うことに。
銀座から20分弱の道のりになりますが、先程頂いたにし邑のとんかつがコナレてお腹のスペースを作るのには丁度いいかもね、ナンて思って足を伸ばして訪問しました。
外観は以前より少し綺麗になった雰囲気。
この時の流れなら、サスガにリニューアルしたんですかね。
新橋駅間近のオフィス街に13時過ぎに訪れたので席が空いているか心配していましたが、まだ少し余裕があって直ぐに座れました。
店内は昔と変わらない雰囲気で懐かしいです。
メニューにダブルケーキセット(950円)ナンてのがあって、かなりオトクなのでケーキをチョイスしにショーケースへ。
上手い具合にモンブランと固焼きプリン、ナンてワタシの好物がラインナップしてるモンだから、その二つで注文しました。
すぐに届いたモンブランと固焼きプリン。
この二つが一つのお皿に並ぶ光景にクラクラきますよ。
早速モンブランから。
ネットリとしたマロンクリームはかなり濃厚な栗感。
甘さもソコソコあって、かなり濃密なマロンクリーム。
生クリームもシッカリとした甘さですがベタついてなく、香ばしく甘みの強いタルトとの組み合わせの中では上手くバランスを作っている感じです。
そのマロンクリームがフンダンに盛られていて、栗感をタップリ堪能出来て、サイコーですね。
午前中に頂いたBARA cafeのモンブランの笠間栗のような和栗とはまた違った洋栗特有の香り高い栗の風味で、その洋栗をタマラナク感じるモンブラン。
コリャ隠れたモンブランの名店ですよ。
昔を懐かしんで伺いましたが、思わぬ掘り出し物。
この秋のタイミングでよくぞ思い出したねワタシ。
そして固焼きプリン。
濃厚な卵感と表面に染み付いたカラメルのほろ苦が印象的で、コチラもかなり美味しいです。
珍しくプリンの土台には薄めのスポンジが敷かれていて、その間にはうっすらと生クリームの層が。
この生クリームがホンノリとバニラの風味を感じさせて、プリンというよりケーキに近い印象でしょうか。
ダブルケーキでケーキの連食ですが、このプリンの美味しさで全く問題無く進みます。
午後から少し気温が上がったところに銀座から歩いて来たのもあって、アイスにしたコーヒーが程良い苦味で美味しいです。
そう言えば確か、コチラのお店は銀座の木村屋から屋号を使うのを許可されたのではなかったっけ、ナンてその許可証を昔見たことを思い出して、何処かとキョロキョロしてたら座っていた後ろに掲げられていましたよ。
銀座木村屋からも認められているのが、この美味しさの証ナンですかね。
コレは毎年モンブランの季節には訪問必須でしょうか。
ごちそうさまでした。
※昨年のモン活のまとめも是非参考にご覧下さい。
Shop Information
田村町キムラヤ
東京都港区新橋1-18-19(GoogleMAPへ)
03-3591-1701