【和栗専門 紗織】京都の錦糸モンブランは上品な栗感でタマラナイ美味しさだった
レビュー
インスタで見つけた、新宿タカシマヤで開催している「美味コレクション」ナンて催事に京都の紗織が出店という情報。
京都に行くのは憚れるこのご時世の中、アチラからコチラにやって来てくれるなんて、ナンて運がイイのかとキブンアゲアゲです。
ありつくにはネットで予約のようですが、催事の最終日まであと4日と迫った夜にはサスガに週末の予約もう一杯かなぁ、ナンて思って予約サイトを見てみると、まだスカスカの空き具合。どうせなら、その後の予定を如何様にでも組めそうな10:30の一番予約にして伺いました。
この日は朝から雨模様。
最近、土曜日の雨降りが多くて、このお天気周期変わってくれないかしらと。
久々の新宿タカシマヤです。
春に岡埜栄泉で豆大福を購入して以来でしょうか。
会場は11階の催事場。
タカシマヤ自体の開店が10:30で、予約も10:30。
開店まであと20分以上ありますが、予約の10分以内に来店を。
ナンて注意書きのメールが来ていたので大丈夫だろうかと心配していたら、12階まで直通のエレベーターは動いているらしく、何人かのお客さんがそのエレベーターに乗るために店内に入って行くのを見て、ワタシも続きましたよ。
12階に上がって、下りのエスカレーター前で暫し待って開店と同時にエスカレーターで11階に到着で一番乗りかと思ったら、行く方向間違えてグルっと大回りして到着したら3番手になってました。
予約しているから順番あまり関係ないんですけどね。
こういう時にも慌ててポールを狙うのは、もうサガなんでしょうか。
予約なしで訪れているお客さんはイートインは予約で一杯と断られていて、フードコート用の商品のみ購入可能ということのようでした。
あの夜、ダメ元と思って予約サイト覗いてヨカッタですよ。
錦糸モンブランの「紗」(2860円)を先払いでお会計して、店内へ。
催事場なので素っ気ないイートインコーナーで、壁に向かって着席です。
インスタで見る京都の本店のオシャレな雰囲気とはだいぶ違いますが、それでもアチラから来て頂いているので贅沢は言えません。
しかも京都のお店に到着しても早くに並んで整理券、ナンてことでしょうから、こうやってお気軽に頂けるだけでも感謝せねばデス。
到着した錦糸モンブランは、既に錦糸のマロンクリームが掛かっている状態で、京都のお店のような目の前で絞りたてを掛けてもらうパフォーマンスは無いんですね。
催事場ナンですからよくよく考えれば当たり前と言えば当たり前なのですが、ひょっとしたらナンて期待しちゃってたのでチョッと残念だったりします。
ナイフを入れると、錦糸モンブランの繊細さが分かるフワッとした感触。
そっとナイフを入れて切り出したその錦糸のマロンクリームを頂くと、栗本来の香りと仄かな甘みがジワッと口の中に広がります。
繊細な細さだからか、軽くフワフワした食感のマロンクリーム。
そして上品な栗感がじわじわと感じられて、その栗感がいつの間にか味覚を支配する圧倒的な存在感。
京丹波栗というのはこんなにも美味しいのですかね。
マロンクリームの下の生クリームもあっさりとした甘さで軽い食感。
たぶん、これ以上濃厚な生クリームでは錦糸モンブランの栗感が損なわれるのではないかというバランスなのではないかと思います。
そして生クリームの下には薄くスポンジの層があって、その下にはサクサクしたメレンゲ。
このメレンゲのサクサクした食感とマロンクリームの少しねっとりした食感のコントラストもタマラナイです。
錦糸のマロンクリームはフンダンに掛かっていて、上品な栗感を存分に堪能出来るモンブラン好きにはタマラナイ仕様で、ホント何度も言いますが予約しておいてヨカッタと繰り返しジブンでジブンをホメ殺したくなるキブンですね。
その錦糸のマロンクリームをシッカリ堪能して頂き終えると、空虚のような満足感が。
最後にお茶を頂いて〆ましたが、この9月に入ってから幾つか頂いたハイグレードなモンブランの中でも一番の上品な栗感じゃないでしょうか。
こうなると、ヤッパリ京都の本店で、目の前で錦糸のマロンクリームを掛けてもらうパフォーマンスの後に絞りたてを堪能したくなりますね。
早くそんな世の中に戻ることを願ってお店を出ました。
ごちそうさまでした。
※昨年のモン活のまとめも是非参考にご覧下さい。
Shop Information
和栗専門 紗織
京都市下京区和泉屋町170番1(GoogleMAPへ)
075-365-5559