【豆水楼】清水寺と八坂神社の参拝の後は豆腐ずくしの豆腐懐石
レビュー
この日のランチは、清水寺と八坂神社の参拝の後にコチラへ。
事前予約しての訪問です。
前日の雨模様から一転して、この日はピーカンの猛暑日。
清水寺に訪れたのは10時過ぎでしたが、既に30℃を超えてるであろう中を、坂道を往復してその後に歩いて八坂神社に行ったもんだから、まだお昼なのにもうクタクタで汗だく状態。
そんな中、冷んやりした店内は助かります。
予約していたからなのか、お店に入って直ぐの厨房砂被りのカウンター席ではなく、奥の個室のようなハナレに。
築130年らしい趣のあるハナレ。
このハナレは2組入れるようになっていましたが、隣のテーブルには最後までお客さんは現れず、貸し切り状態でラッキーでした。
この日のランチは昼懐石(3400円)。
季節料理5品に、コチラの名物のおぼろ湯豆腐とご飯、デザートが付くコースです。
テーブルにはミニチュアの風呂桶のような湯豆腐用の桶が置かれていて、そこに湯豆腐を入れてもらってスタート。
先ずは前菜から。
ココから既に豆腐づくしで、胡麻豆腐と南京豆腐によもぎ豆腐の組み合わせ。
胡麻豆腐は甘みを感じますね。
かぼちゃのお豆腐という南京豆腐には小豆が入っていて香ばしさが特徴的。
続いては湯葉のお造り。
暑い中参拝して来たこの日には、冷たさが心地良いです。
大豆の味が濃く美味しいですね。
そしてこのタイミングで、湯豆腐が出来たようで頂きます。
豆腐の味が濃いですねー。
旨いですよ。
この豆の入ったのは食感がプニョプニョしていて不思議な感じでしたが、何だったんだか、よく分からず。
その後は田楽。
豆腐の田楽は、豆腐に焼き色が付いていてその香ばしさと濃い目の味噌でシッカリとした味付け。
高野豆腐の田楽は味噌がおとなしめで、高野豆腐の方が旨味が際立って美味かったですね。
この赤ワインで炊いたすももが甘酸っぱくて香りも良く、美味しいですよ。
湯豆腐のお代わりを聞かれて、折角なので頂くことにすると、お代わりには青大豆の豆腐を入れてくれるとのこと。
その青大豆の豆腐は丸大豆の豆腐と並べてみると、確かに青みがかっていますね。
頂くと、青大豆の豆腐の方が大豆の旨味は軽い感じ。
豆腐の旨味を味わうなら、丸大豆の豆腐の方ではないかと。
まだまだ続きますね。
続いては、八幡豆腐と穴子の道明寺蒸し。
この料理、上は豆腐ですが、下の方にはじんじょうのような練り物になっていて、そこに穴子という組み合わせ。
様々な食感と美味しさが組み合わさっていて美味しいです。
豆腐は脇役のような料理でしょうか。
ここで揚げ物。
豆腐の衣の野菜天ぷらと湯葉のパリパリ揚げ。
この湯葉のパリパリ揚げは初めて頂きましたが、香ばしく美味しいです。
オヤツに向いているような感じもしますけどね。
湯豆腐をお替りしたのでこの時点で腹パンに近づいてましたが、ここでご飯ものです。
鱧の炊き込みご飯のお茶漬けということで、おにぎりのようになっている炊き込みご飯を出汁に崩して頂きます。
コレ、ウマいですね。
炊き込みご飯の美味しさが出汁と混ざり合って、深みのある旨味に。
腹パンを忘れるような美味しさですよ。
そして最後のデザートはマンゴーと豆乳のシャーベット。
マンゴーの甘さが豆乳で割とサッパリと仕上がっていて、〆にはピッタリでした。
築130年の風情のあるハナレで京都名物の豆腐料理を頂くという典型的な京都観光として存分に楽しめる美味しさで、京都観光キブンも高まりましたよ。
湯豆腐のお替りを考えると、お腹を空かして伺うべきお店かと。
ごちそうさまでした。
※和食が気になる方は、このブログの和食の記事を集めたページもご覧下さい。
Shop Information
豆水楼 祇園店(ホームページへ)
京都府京都市東山区東大路通松原上ル4丁目毘沙門町38-1
075-561-0035