【イチリンハナレ】鎌倉のハナレというステキな空間で頂くモダンチャイニーズ
レビュー
この日はオシゴトサボって、じゃなくてちゃんとオヤスミして鎌倉までやってきました。
この日のターゲットは、長年の宿題店のイチリンハナレ。
ホント、ようやく伺うことが出来ます。
この日は28℃を超える暑さでしたが、その暑さを耐えて鎌倉駅から北に12~3分程歩いた住宅街の中にお店はありました。
お店に続く小道の角にはお店の方が立っていて、場所を案内して頂いて進みます。
もう入り口の辺りから、期待させる雰囲気プンプンですね。
ステキな廊下を通って、カウンター席の広間へ。
この日は、平日ランチコース(6600円)を予約時にオーダーしてましたので、
早速スタートです。
この鰯が脂が乗っていてウマいです。和山椒って香りが良いから魚にはとても合いますね。
鰻にも山椒ですもんね。
ガスパチョをつけると酸味でサッパリ頂けて、コチラも美味しいです。
続いて、よだれ鶏。
もうコレはイチリンさんド定番のスペシャリテ。
砕いたナッツの香ばしさがタマラナイです。
そしてジューシーな鶏と胡麻のコクが感じられるタレがとても美味しく、この一皿を頂くだけでも伺った甲斐があるというモノです。
そして餃子をそのよだれ鶏のタレで頂きます。
この餃子がまたジューシーですね。かぶりついたら、肉汁がピュッーと飛び出ましたよ。
更にこのよだれ鶏のタレに山椒を練り込んだ麺を入れて頂きましたが、このタレはホント、何を絡めても美味しいです。
このタレ、テイクアウト出来るみたいなので、買って帰りたくなりました。
よだれ鶏のタレの波状攻撃はココまでで、次はアオリイカの大葉炒め。
肉厚のアオリイカに大葉の爽やかな香りでこのままでも美味しいですが、真っ黒なイカ墨のソースで頂くと、イカ墨の旨味がとても濃くて美味しいです。
シャラン鴨って初めてだったのですが、コレがジューシーでとても美味しいです。四川山椒で香りづけされた鴨肉を岩塩でシンプルに頂くのですが、絶妙の火の通り具合だからかジューシーで旨味タップリの肉汁が感じられます。
この鴨肉を切るナイフを事前に選ぶ選ぶというシステムが楽しかったです。
カラフルな柄が並ぶナイフの中から、普段は絶対お目にかかれないような模様のナイフを選びました。
麺の前には水蓮菜という台湾の野菜の炒め物。
ナンプラーのソースで頂くのですが、この水蓮菜のシャキシャキとした歯ごたえがすごくイイです。
添えられた刻み生姜と一緒に頂くと、ナンプラーのソースととても合っていて美味しかったです。
そして担々麺です。
博多豚骨に入っているようなバリカタに近い極細麺の担々麺は、小麦の香りを感じてとても美味しいです。
スープももちろん美味しいのですが、今回はこの麺がドンピシャにウマかったです。
デザートは二種類。
先ずは大葉のシャーベット。
大葉を使ったデザートというのが先ず驚きですが、更に蜂蜜のヨーグルトとライチのシロップで漬け込んだ青トマトをシッカリ混ぜ込んでから頂くという凡人には想像の付かないどんな美味しさになるんだろうかというドキマギがタマラナイです。
それが、頂くとコレが美味しいです。大葉の爽やかな香りが蜂蜜のヨーグルトの甘さの中で特徴的で、真夏のような陽気のこの日にはピッタリのデザートでした。
最後は五つのプティフール。
チョコレートとナッツのビスコッティ、ピーカンナッツを乗せたガトーショコラ、生姜のキャラメル、かりんのジャム、そして干し葡萄。
中国茶と共に頂きましたが、この中国茶がとても美味しく、プティフールの甘みを引き立てるような上品な香りで素晴らしかったです。
イヤー、大満足です。
料理はモチロンのこと、緑が向こうに見える和の雰囲気の空間も素晴らしく、長年温めてきた甲斐がありました。
是非とも今度は禁酒令が解けた頃に、ワインと共に頂きたいです。
ごちそうさまでした。
Shop Information
イチリンハナレ(ホームページへ)
神奈川県鎌倉市扇ガ谷2-17-6(GoogleMAPへ)
090-4126-6648