【キュイジーヌ エ ヴァン アルル】松濤のビストロで美味しいフワフワキッシュ

アルルの入り口の案内

レビュー

ようやく禁酒令が解けて、ディナーに街に繰り出すのも2年ぶりでしょうか。

去年の今頃に一人で芝浦のル・コルボオには伺いましたが、オトモダチと一緒というのは更にその1年前まで遡るようにように思います。

その時も確か渋谷。
その時のお店はこの禁酒令の間に入れ替わってしまっているようですが、この日に伺うアルルはその時のお店の少し先。
そして、この日のオトモダチは、その2年前の渋谷の時のオトモダチ。
そんな2年ぶりの再会というシチュエーションに心も踊ります。

東急本店に向かう坂道を登って更に先の松濤の辺りにお店は小さくヒッソリと構えていました。
2年前は人気で予約できず仕舞いだったので、2年越しの訪問です。

 

アルルのメニュー上の方
アルルのメニュー下の方

この日は1時間半という短めの時間制限の予約なので、早々にもメニューのチョイスをします。

前菜は鴨のテリーヌ、豚のリエットとジャンボンドバイヨンヌの盛り合わせを。

そしてこのお店に訪れた目的でもあるキッシュロレーヌは忘れるはずもなく。この日はゆり根が入ったものもありましたが、先ずはベーシックなのを。

メインは鴨のロースト。

デザートも頂くつもりだったので、メインは1時間半の中で食べ切れるか心配なところもありましたがお店の方のおススメで頂くことにしてカレッティエッラを。

そしてワインのスタートは白で。

 

白ワインを頂く

このお店のこじんまりした中の雰囲気がとてもイイですね。
やっぱりこれぐらいのサイズ感でこの仄暗い感じの雰囲気というのは、語らいながら美味しいものを頂くには最高のシチュエーションだと思いますね。

 

前菜

前菜はネットリとしたリエットも複雑な美味しさが絡みあうテリーヌも、塩味が効いているジャンボンドバイヨンヌも、どれもがパンに合っていて美味しくタマラナイですね。
これはワインも進みますよ。

 

アルル名物のキッシュ

次に到着したのが、この日のお目当てのキッシュ。
ダッチオーブンみたいな鍋に入ったまま現れたキッシュは、鍋から黄金色の焼き色がこんもりと膨らむ姿で、オトモダチもキッシュじゃないみたい、と驚いています。

 

キッシュをスプーンですくう

そのキッシュにスプーンを入れるとフカフカとした感触で、取り出した中身はまるでスフレかプリンのようなフワフワでとろけるよう。
頬張るとその柔らかな食感とチーズの香りでとても美味しいです。

 

キッシュの中身を取り出す

チーズの香りと共に卵の風味も素晴らしく、このキッシュ目当てで伺った甲斐がある美味しさです。

 

鴨のロースト

そしてメインの鴨のローストは少し甘みを感じる濃厚なソースがしっとりした鴨肉に合っていて美味しいです。

カレッティエッラ

ボリュームが気にかかっていたパスタですが、ここまでは順調。
カレッティエッラはアラビアータと一緒かと思っていましたが、少し辛味が少ない感じでしょうか。
辛いの苦手なので、このぐらいの辛味だとトマトソースの美味しさが堪能出来てワタシにはちょうどイイ感じです。
生パスタなんですかね、モチモチとした食感で更に美味しく感じます。

 

テリーヌショコラと黒糖アイス

大分お腹一杯になっていましたが、やっぱりデザートは外せず、オトモダチもココは別腹のようなので、テリーヌショコラと黒糖アイスをチョイス。

キャラメルアイス

ですが、チョッとした行き違いでキャラメルアイスが届いてしまい、お店の方のご厚意でテリーヌショコラと黒糖のアイスと合わせて頂きました。
結局、お腹一杯というのはどこかに忘れてしまった様で、濃厚なショコラも黒糖もキャラメルも美味しく頂きましたよ。

ほうじ茶

期待以上の美味しさと居心地の良い雰囲気で、2年越しに待ち望んだだけありました。
いい夜になりましたね。
そういえば、1時間半のハズだった時間制限もいつの間にかとっくに過ぎていて、これもお店の方のご厚意だったようで、重ねて感謝です。

最後はお店の外までお見送りしてくれて、美味しいだけでなくサーブもステキな今宵でした。

また違うチョイスをしに、是非ともまたオトモダチと再訪を果たしたいです。

ごちそうさまでした。

ブルゴーニュの赤ワイン

Shop Information

キュイジーヌ エ ヴァン アルル

東京都渋谷区松涛1-25-6 パークサイド松涛 101(GoogleMAPへ)

03-6407-0149

キュイジーヌ エ ヴァン アルルのホームページへ

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